妖春 山の神秘
きのう午後、町を離れて、土佐山中の春を堪能してきました。
近年は四万十川よりも有名？と思うほど、その水のきれいさ、仁淀ブルーという言葉で知られるようになった仁淀川を挟んで広がる神秘の山を中心にドライブ。
全国あちこちに「平家の里」みたいなところはあると思うのですが、ここは折り紙付きの平家の落人が流れてきたとされているところ。越知（おち）町にある横倉山です。霊感のある人なんて、「あっそこに落ち武者がこっちを向いて立っている」なんて普通に言われるそうで、なかなかおいそれとはいけない山。
県土の84％を占める森林。うっそうと、でもまっすぐに天に向かって繁る木々の手前に春を告げるふんわり黄色の土佐水木たち。木漏れ日がキラキラ光って、本当に妖精が春の粉をふりかけているようでした♪♪
なんて可愛らしいんでしょう。でも実際は狭〜い山道。見とれていると、目の前にこんな物体が転がっていたりします。山道ドライブ大好きなわたしですが、自分の上だけには落ちてこない、とみんな思っているのでしょうね。
振り返れば、山道？というより苔道？？ 一応、舗装はされているのですが。。どっかから落ち武者の視線を感じるような？？（うそうそ、わたしは霊感ゼロに近いので感じません^^）
こんな山道をひたすらくねくねと。人っ子ひとり通りません。あっカメラにはおさめられませんでしたが、きれいな尻尾を持つつやつやとした雉（キジ）が歩いているのを見ましたよ。山にいるのは小鳥だけじゃないんですね。
なんて神秘的。。。
真っ白いのはもちろん、苔岩の中を流れ落ちる水しぶき。
その上を見上げると、息を呑むようなお山の🌸桜SAKURA🌸
桜の下にはレンギョウの黄色。
そして、少し行くと、お山にはまだまだ赤い椿がひっそりと咲いているようで。。
↑↑この椿の絨毯にはうっとり。妖艶過ぎです。。
でもあくまで、山里の風景はのんびり。
人の気配が感じられる場所まで出てきました♪♪ 落ち武者さん、さようなら。。
最近はこのちょっとショッキングピンクの花桃を植えているところが多くって、まさに桃源郷の趣。
うわー、すごい！！ 家々のすぐ上で桃源郷が輝いている＼(^o^)／
ではでは、この続きはまた〜♪♪
